2012年11月17日土曜日

政治に関心がない理由。「やりたい事が出来る今の状況に不満はないです」

大阪の夜。

6年振りに会った年下の友達とお好み焼きを食べに行った。
女子二人の会話とは到底思えない政治の話をした(笑)
「こいつと絡むと硬い話になるでは!?」 なんて、くれぐれも誤解しないで下さい <(_ _)>

友人:動物が好きで、捨てられたペットを保護する活動をしたいんです。
わたし:ドイツでは殺処分されてしまう犬はいないんだって。犬を飼うのに税金がかかって、その税金を基本の運営費として、飼えなくなった犬を保護する施設があるんだってさ。
友人:そうなんだ!日本もそうなればいいのに・・・。
わたし:市民活動で捨てられた動物を保護する活動も大切だけど、法律とか制度とか、世の中の仕組みを変えないと状況を改善するのは難しいかもね。

友人:仕組みですか・・・。
わたし:生活と政治は遠いようだけど、密接な関係があると思うんだよね。でも、若い人は政治にあまり興味がないみたいだよね。
友人:そうですね。別に困ってないし。やりたい事ができる今の状況に不満はないです。どうしても変えたい事はないし、自分の1票で物事が変わるとは思えないです。
わたし:なるほどね。困ってないのか・・・。

友人:どうしたら政治について分かりますか?
わたし:・・・どうだろう。テレビも新聞も偏ってるし・・・。インターネットも情報を自分で取捨選択するから、偏る可能性が高いよね。
友人:じゃあ、どうしたらいいんですか?
わたし:う~ん・・・。私の場合、どんな事でもとりあえず疑ってしまうかな。疑問はとりあえず調べてみて、自分なりに考えて、その物事について意見を持つようにしてるかな。
友人:難しそう。
わたし:そうだよね・・・。

彼女の言うとおり、困ってなければ変えようと思わないよな・・・。
しかも、今の時代、やりたいと思う事はたいていのことは実現できるし・・・。
“先を見る”とか、“視野を広く持つ”とか、そんな風に言うのは簡単だけど、実践する必要性を感じなければ関心を持つ事すら難しいのかもしれない。

考えさせられた大阪の夜なのでした。

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