2012年7月31日火曜日

石巻川開きに初参加。7月31日は灯篭流し。

祭りは血が騒ぐ。
これはやっぱり小さい頃に地元のお祭りで刷り込まれたせいなんだな♪
出店に浴衣、ムンムンした暑さと祭りらしい軽快な音。
血が騒ぐね~♪

この血の騒ぎを久々に感じたのが、石巻のお祭り「第89回 川開き祭り」。いやぁ~、心も気温も暑かった♪

そんな暑さも相まって、飲めないわたしが4杯もビールを飲んでしまった(笑)。この量は人生初なのです。自分でもびっくり!


特に最初の一杯目は驚くほど美味しかった~♪ 一緒に飲む人にもよるんだろうな(笑)。

 ビールをひっかけながら石巻駅周辺の中心市街地を歩く。

こんな小粋な張り紙を発見!
書いていたのは、日高見市場の方。
この方にお話を聞くと、「ほら、あそこ!斜め向かいの床屋が似顔絵300円って書いてあるだろう。パクッたんだよ(笑)」。
えっ!? そんな近くのものをパクッたの!?

「似顔絵描いてもらえるんですか?」
「描かないよ(笑)」
えっ!? 描いてもらえないの!?


・・・面白すぎる♪

わたしの大好きなサザンの“勝手にシンドバッド”の絵も素晴らしいわ~☆
そんな日高見市場さんで販売しているカキのクリームコロッケが絶品。1個180円。カキが嫌いなわたしでも美味しいと感じたコロッケ。素晴らしい。
それをパンで挟んだカキのクリームコロッケバーガーはボリューム満点で満足♪満足♪

ホヤ味噌も驚くほど美味しかった。しかし、こちらも手抜き似顔絵同様、非売品らしい(笑)。

ホヤ味噌はありませんが、カキ味噌も美味しいです。石巻にお越しの際は、「石巻立町復興ふれあい商店街」へ♪

立町の商店街にはこんなものも。

川開きは、灯篭流しと花火大会がメインなんだけど、打ち上げ花火の予算が厳しいらしい。というのも、津波で多くの会社が被災して、協賛金を出せないから。通常は1万5000発の花火が打ち上げられるらしいけど、今回は5000発。3分の1に減少している。だからこうやって募金してるんだな。

ちなみにこれ、本物の花火玉。もちろん火薬は入ってないよ~
とっても大きくて存在感あった!



夕方になり、鎮魂のための灯篭流しの時間に。

川村孫兵衛翁報恩供養祭、川施餓鬼供養祭、東日本大震災供養祭が行われ、多くの人が祭壇に献花、焼香し、犠牲者の冥福をお祈りしていた。


旧北上川をのぞくと、一面に流し灯篭が。
幻想的な風景に思わず息をのむ。

犠牲者の名前やメッセージが書かれた灯篭が1万個流された。
本当に多くの人が犠牲になった。

まだまだ多くの人が悲しみの中にいることを肌で感じる一日となった。

2012年7月17日火曜日

青年たちの国際交流 持続可能な社会に必要な人材とは?

7月11日から13日の3日間、内閣府の事業でドミニカ共和国とラトビアそして日本の若者(30歳以下)の国際交流事業にファシリテーターとして参加した。ちなみに去年はラオスとヨルダンだった。

3か国の青年が集まり、環境、文化、教育の3つのコースに分かれ、関連施設を視察したり、コースに分かれてディスカッションし、その結果を発表するという内容。
で、環境バリバリのわたしだけど、教育コースをお任せいただくのです。いつもとは違うテーマ、しかも英語という、わたしにはなかなかハードなお仕事なのでございます(笑)。


昨年同様、今年も各国の教育システムと課題について発表してもらうことから始めた。日本以外の国は課題というよりも、システムの良さを紹介する場合が多い。
前回も今回も一番議論が白熱したのが、日本における教育の課題、特に「いじめ」について。

日本の青年たちの発表に、わたしも驚かされた点がいくつかあった。

1.減点方式による評価
2.質問内容が稚拙だと恥ずかしいから先生に質問しない
3.正確さを重視する日本の教育によって日本の科学技術が発展している

評価が減点方式だなんて知らなかった。「最初に一律のポイントを持っていて、ダメなところがあればマイナス、またマイナス。良いことをしてもプラスにはならない。ただただ、マイナスされるだけ!」と、半分怒ったように説明していた。
そりゃ、怒りたくなるな。

「先生に質問ができなのはどうして?人間だもん、間違うものでしょ?」という質問に、
「先生はとにかくテストにパスすることしか教えない。わたしたちはコミュニケーションの取り方を教わらない」と・・・。

■ 持続可能な社会に必要な人物像とは?

前年度は、各国の発表の後、自分たちでテーマを決めてディスカッションしてもらった。ちなみに、その時は3つのグループに分かれてもらい、1つのグループは“いじめ”、残りの2つは“社会に活かせる教育方法”についてだった。
今回はちょっとインプットして、考えるテーマをこちらから提案してみた。


次のスライドを見せた。
なぜ教育が必要なのか?
美しい三陸の海
2011年3月11日 14時46分
津波により破壊された町
家は流され、大型船も座礁

日本は今、東日本大震災を受け、復興に向けて動いている。そこには課題が山積している。
一方で、自然災害に関わらず、経済破綻、戦争などにより、地域を再生させる必要がある危機に直面することは国を問わず経験してきた。また、いつ経験することになるか分からない。
大きなショックを受けたとき、日頃の教育の質が明確に問われる。つまり、「多様な課題を解決できる人材を育てられているか」。
国によって教育システムも課題も違う。でも、教育の目的は同じだと思う。
きっとそれは、持続可能な社会をつくる人材を育成するためではないだろうか?
そこで、次の事を考えてほしい。
持続可能な社会のために育てるべき人材とは?
1.持続可能な社会を実現するために必要な人材に求められるスキル(素養)は?
2.またそのスキルを身に着けるために必要な教育とは?

以上の2点について考えてもらった。
正直、根本的な課題なのでかなりハードルは高かったと思う。
でも、根本が明確でなければ人を教育することはできないと考えて、敢えてこのテーマに挑んでもらった。

■ 人間性とそれを育む教育とは?


ドミニカ共和国3人、ラトビア4人、日本7人の合計14人を2グループに分けてディスカッションしてもらった。

英語力の問題もあり、ディスカッションはドミニカ共和国とラトビアの青年たちが中心に進んでいった。それでも、日本人の青年たちも参加しようとする気持ちは現れてた。もうちょっと積極性があった方がいいのにな~、と思う場面もあったけど、全体的には素晴らしかった。


1時間ほど話し合ってもらい、各グループに内容を発表してもらった。
期せずして、1つのチームは持続可能な社会づくりに必要な人物像を詳細に描いてくれ、 もう一方のチームはその人材育成のプログラムを考えてくれていた。

必要な素養としては、
・コミュニケーション力
・創造力
・責任感
・行動力
・マネージメント力
・忍耐力
・傾聴力   など

人材育成プログラムとしては、
・学校でのディスカッション
・基礎教育
・国際問題を学ぶ授業
・多様な文化や歴史などを実体験するための相互交換プログラム   など


基礎的な学力を身に着けつつ、多くを体験することによって他者を理解し、受け入れ、さらに新しいものを創り出していくことができる人材を描いてくれた。
この人物が持続的社会をつくる担い手となってくれるという結果を導き出してくれた。3時間という短い時間でよくまとめてくれたな~、と関心してしまった。
3コース合同の発表会
 つたないファシリテートにも関わらず、やっぱりこういうところに来る子はすごいな~って心底思った。とても行動力があり、意見もきちんと言え、他者の話も聞くことができていた。
彼らが活躍できる社会になれば、持続可能な社会を実現することも夢ではないかもしれないと希望を持つことができた。

余談かもしれないけど、日本の教育はもっと多くを体験させることが必要だと思う。
テストで高得点を取る子だけが優秀だという評価指標がそもそも間違っているし、テストができるのと社会で生きていくのとは全く違う。教育が社会とつながっていない。

人間社会で生きていくために最も必要な素養として、“コミュニケーション力”があると思う。コミュニケーション力は語学力ではない。他者を理解しようとする心意気じゃないかな。
そういった面を学校を中心として社会全体ではぐくむことができれば、極端な「いじめ」もなくなるし、もっと自分の周囲に関心を持ち、気に掛けることができるような人を育てることができるのではないかと思う。

なるべく若いうちに自然を感じ、異文化交流を進め、五感をフル活用した体験を通して、人間性を育んでいく教育に力を入れることの大切さを改めて感じさせてくれる数日間だった。
みなさん、ありがと~ (^o^)b

2012年7月8日日曜日

祝!北海道・大沼 ラムサール登録おめでとう!

大沼に通い詰めて3年以上。



大沼は水質こそ課題を抱えているけれど、本当に素晴らしい場所。
仕事で関われて本当に嬉しい!
地域の人たちに話を聞いて、いろいろ教えてもらって、大好きになった大沼。
そんな大沼が7月3日に、国際条約であるラムサール条約の登録湿地になった。

考えてみたら、 いつもは車を借りて移動するため、実はあんまり大沼を見ていなかった (^o^;)
そこで、いつもお世話になっている宿・ペンション風KAZAのオーナー金澤さんに自転車を借りて、「ラムサール登録記念」ということで、大沼を一周にチャレンジ!(笑)。
やっぱりよく見るには自転車か徒歩が一番!車じゃ、一瞬で通り過ぎちゃうからね~
ではでは、レッツゴー!

と言いつつ、まずは腹ごしらえ(笑)。
大沼公園駅から自転車で3分、徒歩で10分くらい。“カントリーキッチンWALD(バルト)”
毎回オーダーするのは、季節のプレート¥1,575。

この日はピザ風の豚肉のカツレツ、エビの味がしたニョッキ、キッシュ、などなどご覧のとおり。これにサラダとパンかライス、食後の飲み物も付いてくる。食材も地元のものを多く使ってくれていて、絶対お得!
食べるべし!

自転車で走ると、いちいち気になる場所を発見してしまう。

こちらも気になるレストラン“WANDALE(ワンデール )”
以前、一度ランチを食べたことがあるけど、雰囲気もよくて結構おいしかった。
ここもおススメだな~
ちなみに、このワンデールの隣りにも“ランバーハウス”という大沼牛を食べさせてくれるレストランもあった。
沼沿いの道以外にも飲食店はたくさんあるから、探してみるのも楽しいかも♪

実は、この場所も初。大沼駒ヶ岳神社
ずっと気になってたけど、なかなか行くチャンスがなく、今回やっと来られた。
なんで来たことがなかったか。大したことないだろうと勝手に思っていたから・・・。

しか~し!この思い込みいは大きな間違いだった。
行ってみてビックリ。大きな岩が祭られている。
これは、大沼地域に多数存在する“流山(ながれやま)”の1つ。大沼に浮かんでいる小島も流山なのよ~。
流山は、駒ヶ岳が噴火した時、溶岩や岩石、土砂によってできたもの。
流山の様子が一番よく分かる場所じゃないかな。

しかも、横に回ってみると・・・ !?

割れてる~~~~~~~~~!!
しかも、流山の間を通れちゃう!
一人で結構興奮して、2周してしまった(笑)。

しかも鳥居とは反対側は湿地になっている。
湧水なので、水は澄んでいる。水中には水生昆虫が気持ちよさそうに泳いでいる。
トンボがたくさんいて、それにも興奮してしまった(笑)
穴場スポットだな。

本当にこの日は天気が良くて、気持ちよ~く自転車をこぎこぎ~♪
すると、前方の草むらに入り込むキタキツネの姿がチラリ。
見えたあたりで自転車を止めて、草むらをジィーっと見てみると・・・。小さな2つの目がこちらを見ている!
見つめ合う事数分・・・・・・・・・。なんと出てきた!

こぎつね登場!
しかも、どんどんこっちに近づいてくるぅ~~
そして、自転車にタッチ。

こぎつねは好奇心の塊で、警戒心がほとんど無いの~~ (=o=:)
これは逆に心配になる・・・。

だって、こんなに近くに来たらダメでしょ~~~!!
良い人もいれば、悪い人もいるし、可愛いからってエサあげちゃう人もいるかもしれないし、道路に出過ぎて車に轢かれちゃうかもしれないし・・・。
脅かそうか、人が怖いものだって教えようか・・・。
迷った挙句、何もせず、ただただ見ていた。
もし、キタキツネが近寄ってきても絶対にエサをあげたらダメだし、触ってもダメ!
特に初夏は、全道各地で好奇心旺盛なこぎつねがウロウロしているから、車のスピードにも気を付けてほしいな。
お願いします <(_ _)>

大沼森林公園にも立ち寄る。
ツルアジサイが見頃を迎えていて、いい香りが~♪
花の香りにつられて、ツルアジサイに鼻先を突っ込むと先客がいた(笑)。

アオハナムグリかな?
ツルアジサイのあま~い匂いに昆虫も人も吸い寄せられちゃう。
道内ならたくさん咲いているツルアジサイ。
もし、匂いを嗅いだことなかったら、これは嗅がなきゃね。
ただ、先客に気をつけてから鼻を花に突っ込みましょう(笑)

ちなみに、ここでもキタキツネに会う。
こっちは大人だね。
しかし、夏毛のキタキツネは細いね~

よ~く見ると、シッポがちょっとシマシマ。

こんなに近くに野生の哺乳類を感じられるのは大沼の魅力の1つだと思う。
しみじみと感動してしまった (ToT)v
まぁ、その分、自然との付き合い方をきちんと考えないといけないよね。

今回はラムサール条約湿地に登録された大沼、小沼、じゅんさい沼のうち、大沼の周りを自転車でぐるっとまわった感じを紹介しただけ。
わたしが好きな小沼はもっといいんだな~♪

この日も観光客の人たちが自転車を借りて颯爽と走っていた。
でも、正直、スピードが早すぎる・・・。
なんていうか、走ることの楽しみだけで、自然を十分に満喫していないな~って。
だから、誰もこぎつねにも気が付かなかったし、ツルアジサイの香りも匂ってなかった。
駒ヶ岳神社の大岩の間を通れることに気付く人も少ない。
あぁ~~~~~~~~~~、もったいない!!

ラムサール条約は、国際協力によって湿地の保全・再生とその湿地を賢く利用することが目的。その目的を実現するために、「教育・交流をしましょう!」という条約なんだよね。
多くの人に大沼の魅力を知ってほしいし、ただ知るだけじゃなく、大いにその魅力を感じてほしい。

ちょっと説教臭くなるけど、仕方ない。訪れる時は自然に配慮してほしいのね。でもこれ、最低限のルールだもんね。

☆時期によっては鳥が子育てしてるから、近づき過ぎず、静かに鳥の声を楽しんでほしい。 危険を感じて巣ごと放棄して、次の年から来なくなってしまうから。
☆野生動物にエサはあげないでほしい。道路に出てきて事故に会ったり、人に感染するウイルスを持っている場合もあるから。
☆犬などのペットはなるべく森の中には連れて行かないでほしい。森の生きものが怖がるから。
☆きれいな草花があっても、持って帰らないでほしい。そこにいる意味があってそこに生きているから。
☆外から生きものを持ち込まないでほしい。 大沼の自然のバランスを崩してしまうから。

函館という都市部にも近くアクセスしやすい場所にある大沼。
素通りされちゃう場合が多いんだけど、それはダメ~(笑)。
ちゃんと泊まって、大沼を3、4時間くらいかけて自転車で回って、さらに小沼や森林公園内の遊歩道など、ゆっくりじっくり歩いてほしい。
とにかく、見るところはたくさんあって、五感をフル活用すると、それぞれに違った魅力を感じられる場所なのよね~


自然との付き合い方をここ大沼で会得しちゃいましょう!

大沼ラムサール条約湿地への登録、おめでとう!やった~!ばんざ~い!

2012年7月5日木曜日

卵の中身は何でしょう?

本日、某テレビ局さんの撮影にちょっとだけ協力した。
粗品として卵を頂いた。
でもこれ、ヒビ入ってる・・・。





!?

なんか出てきた・・・。

あっ!これはどーも(笑)
って、どうでもいいか~(笑)

2012年7月4日水曜日

臨月

今日は満月。

お姉さまは臨月。


「満月の時に出産するかもしれない!」なんて言ってたけど、今日はお預け。
そして、いつものように汽車で函館から札幌に向かうわたしに向かい、旦那さんと手を振ってくれた。


もうすぐ叔母さんになるのだ (^o^)v