2012年4月30日月曜日

散策すべし!浅虫温泉森林公園 trail1. [北東北 水族館・動物園めぐりツアー]

木村マサ子さん
このツアーに出る前、実は函館で北海道アウトドアガイドの木村マサ子さんにお会いしていた。
木村さんは函館山の自然ガイドとして長年活躍されている方で、野外散策のエキスパートなのだ。
木村さんに、たまたま、「今週末、浅虫に行くんです」とお話しした。
木村さんは、「裏の山がおもしろいんだよ。時間があれば行ってみたら?」と教えてくれた。
エキスパートにおススメされたんだもの、行かなきゃ!
浅虫縁結び地蔵尊

道の駅 「ゆ~さ浅虫」にあった浅虫温泉の観光案内リーフレットをみると、ちゃんと散策路のルートが書いてあった。
しかも、散策路には樹齢700年の赤松の巨木があるという。
どんだけ大きいのかな・・・?

早速、浅虫水族館を後に、散策路へ向かった。
ちょっとその前に・・・、散策路の手前に“浅虫縁結地蔵尊”とやらがあり、良縁をお願いしてみた。女子はこういうの好きだからね。
カタクリの花

ただ、地蔵尊の背景が実は悲しかったことを今知った・・・。
私が良縁に結ばれたら、お礼に来ないといけないな。

お願いします。お地蔵様!

さてさて、余談はこれくらいに。
まぁ~、浅虫温泉森林公園の散策路に入ると、あるわ、あるわ、春の花。
一番目についたのがカタクリ。
どうりで町中にカタクリ祭ののぼりが立ってた訳だ!

よく見るんだよな~
生きものマニアではあるものの、植物は苦手でして・・・。
カタクリはぎりぎり分かったんです。
それだけでも偉いと思う(笑)。
あとは名前の分からない花ばかり。
春は特に葉っぱが綺麗

名前を覚えることには特に興味がないというか、その存在だけでもう十分というか、名前は結局人のつけたものだし・・・、なんていつも言い訳を考えて覚える努力をしないのでした(笑)

鳥も同様。
ちっちゃいクモが上にいた
散策路を歩いていると、いろんな鳥のさえずりが聞こえる。
キツツキの仲間と思われる鳥が木をカンカンとつついている。

でも・・・、名前は分かりませ~ん。
スミレサイシン?
哺乳類は大丈夫。昆虫はそれなりにイケると思う。まぁ、綺麗ならいいかな~、やっぱり♪

久しぶりに山の中に入って、なんとも表現し難い雰囲気を味わい、人がいないことをいいことに、一人でブツブツ言いながら、ひたすら歩いた。
こんなに素敵な場所、行かないなんて信じられない!
切り株にキノコ

GWに一般的にはどこへ行くのかな?
自然をゆっくり楽しむ人はどれくらいいるんだろう。
陸奥湾展望台
切り株にワラワラ生えてるキノコとかって、おもしろいよね?

なんて、考えているうちに展望台へ到着!
すごい景色!!
陸奥湾が一望できる。

お弁当を持参して、この眺望を眺めながらランチをしているご夫婦が2組。
素敵☆ 最高の贅沢だな~
シータテハ?
そう思ったら急にお腹が空いてきて、いったん下山することに(笑)。
その途中、きれいなチョウに出会った。

通りすがりのおば様が、「シジミチョウね」って言ってたな~
芽吹いて羽ばたく!?
でも、“シータテハ”ではないかと・・・。

まぁ、通りすがりの方とのお話も山歩きならではだからね♪

さらに、羽ばたく天使のような葉っぱを発見!
こういう小さな発見が楽しいんだよね~
春は特に変化の季節だから、発見が多いような気がするな。

さぁ~、お昼ごはんは何を食べますかね♪

2012年4月29日日曜日

やってきました、浅虫水族館 [北東北 水族館・動物園めぐりツアー]

入場料 ¥1,000
やってきました~、浅虫水族館

浅虫温泉駅から徒歩で15分ほど。
海沿いから少し山に入った場所にあるせいか、なかなかその姿が見えてこない。
「こっちでいいはずだよな・・・。」と不安に思っていると、チラッとその姿が見えた。

あぁ~~~!!
ワクワク、ドキドキしてきたぁ~~~!!
テンションが一気に上がってしまう(笑)
外見は昔ながらの建物だけど、展示内容はどうかな~♪ なんて、ことを思いながら、いざ中へ!!

やる気を感じないウミガメ
最初に目に飛び込んでくるのはウミガメ。
しかし、朝一番のせいか、眠そう(笑)。
やる気をまったく感じない力の抜けたウミガメたち。
まぁ、それもカメっぽくていいんだけどね。
トウホクサンショウウオ


後ろを振り返ると両生類の水槽が!
アズマヒキガエルトウホクサンショウウオが中心でドジョウなんかもいる。


両生類の目って、ギョロっとしていて、キラキラしていて、カワイイ!! そして、アズマヒキガエルの貫禄。
ゆっくりとした動きもたまらないんだよな~

初っ端から、膝をついて水槽に噛り付く始末(笑)。
入口はそれなりに人の行き来があるから、ちょっとくらいは大人な姿勢を見せなくては!

一反木綿みたいなエイ
しかし、その決意もすぐに崩れる。
トンネル水槽に巨大なアカエイ(?)が。

エイの裏側がやっぱり気になる。
なんとか写真に収めようと、何度もトライ。その挙動は大いに不審だったに違いない。その結果がこれだもん。
大して頑張る必要もなかったな~(笑)。
しかしこの口と鼻。
どうしても顔に見えてしまうのは、生きものマニアなわたしだけではないはず!ゲゲゲの鬼太郎に出てくる“一反木綿”にしか見えない(笑)。
イイダコ

珍しいところで言うと、イイダコかな。
あんまり見たことないかも。しかも、どこにいるのか探すのが大変。
水槽内には3匹いると書かれていた。
「えぇ~、どこ~?」とか思いながら、プラスチックの管の中と、ハマグリと思われる貝の中に見つけた。
3匹中2匹しか見つけることができず、残念!!

こういうのって、全部見つけたくなっちゃうんだよね~
ここでも齧り付き気味で、挙動不審だった はず。
もう、いろんなこと気にしない方がいいよね。
だって、いつでも生きものには真剣に接しているから。
ふふっ。やっぱり、マニアだな。

アオリイカの目
アオリイカの目も綺麗だったな~
日常的にも見ることが多いイカ。
でも、生きてて、そのうえ、泳いでるイカって見られる機会は少ないよね。
たまに、料理屋さんのイケスに泳いでいることもあるか。
でも、こんなに綺麗だったかな~?
同じように飼われていても、やっぱり食べられること前提のイカと、一応、死ぬまで生きていられる環境だと、目の輝きも変わるんだろうか?
不思議だわ。

オオカミウオのツーショット

指折りの大好きな魚。
それは、オオカミウオ

基本、不細工で憎めない生きものが好きなんだと思う。 男の人の趣味は、また別であると信じたい(笑)。

そもそも、大学院時代に飼っていたのが好きになったキッカケなんだな。
昔は水族館も兼ねていた研究所には、やたらとデッカイ水槽がある。
そこに1匹だけオオカミウオがいた。
そのこ人の影を見ると、エサをねだりに浮上してくる。
その姿がなんとも言えず可愛かった。

名前は忘れたけど、やたら脱力している魚がいた。
たぶん、アマゾンかどっかの淡水魚だったと思う。
ちゃんと名前をメモっておくべきだった・・・。

今回は9:00ちょっと過ぎに水族館に到着し、13時頃まで楽しんだ。水族館にいると時間を忘れてしまう。
だいたい、水族館って見る順番というか、人がなんとなく順番に並んで見ているような気がする。
マニアな私の場合、どんどん人に抜かされ、気づけば周りに誰もいないなんてことは良くある(笑)。

ガチャガチャでゲット!リーフィーシードラゴン
あぁ!ちなみに、浅虫水族館には、魚以外にイルカ(バンドウイルカ、カマイルカ)、カリフォルニアアシカ、ゴマフアザラシ、ペンギン、ラッコがいる。
生きものマニアな私にとって、水族館の良さは、ショーではなく、その生きものをじっくり観察して回ることにある。

余談。水族館にあったガチャガチャでほしかったリーフィーシードラゴンのストラップをゲットした♪ 浅虫水族館は、最後の最後まで楽しませてくれますね~(笑)

2012年4月28日土曜日

最高!浅虫温泉 [北東北 水族館・動物園めぐりツアー]

浅虫温泉マップ
急行はまなすって、青森駅に着くのがやたら早い。
5:40に着いちゃうんだもんな~
青森駅の周辺だって何もやってないよね(笑)。
ただ、今回は浅虫温泉に行くという目的がある!
いつもは素通りするだけで、いつかは行ってみたいと思っていた。

今回の大きな目的である北東北の水族館・動物園を制覇するためにも欠かせない。
浅虫水族館♪
ただ、この水族館の開館時間は9:00。
6:12分青森発の電車に乗ると、6:36には浅虫温泉に着いてしまう。
う~ん、2時間30分もどうしよう・・・。

雪をかぶった岩木山
検索してみると、なんと!駅前に道の駅があり、 7:00から展望風呂がオープンしているとのこと。
なんて、有難いのかしら。
水族館に行きたくて寄るのに、ついでに温泉を余った時間で楽しめるとは。
もちろん温泉なんだから当然なんだけど、浅虫、最高です(笑)
7:00のオープンまで近くの海をふらふらしてみることに。
“湯の島”というにぎり型の島と遠くに岩木山が見える。
天気も快晴でいう事なし。

しょっぱなで、浅虫を好きになった♪

最高の眺望!湯の島が見えます♪
7:00になり、さっそく温泉がある道の駅 浅虫温泉「ゆ~さ浅虫」 へ。
最上階の5階に展望風呂がある。
しかも、入浴料350円!破格です(笑)
露天はなくて、洗い場と温度の違う浴槽が2つあるだけ。
でも、でも、眺めは最高♪
早朝のためか、地元のお婆ちゃんが3人ほどいた。
何かおしゃべりしてたけど、外国に来たみたいな感覚に陥った(笑)。
いいね、この感じ。

そんなわけで、急行はまなすで痛めた膝を温かいお湯で癒すことができた。
2時間かけて、ぼ~っとし、次はいよいよ浅虫水族館へ!

いつものコース 急行はまなす→青森到着 → 立ち食いそば屋「八甲田」

早朝3時の函館駅
これも何度目かしら?
札幌22:00発の寝台列車“急行はまなす”で東北に向かうルート。
2:50くらいに函館駅に到着して、スイッチバックのための30分間の停車がある。
この間に忘れてしまったSDカードを買いに駅前のコンビニへ走る。
寒~い!!
実は、函館駅は今月4回目。
なんだか、駅の風景が日常になってきたな(笑)。


再度、急行はまなすに乗り込み終点青森へ向かう。
日が昇るのが早くなってきたのか、すでに外は太陽の気配がする。
ナマケモノなもんで、朝焼けを拝むことなんてめったにない。
夕焼けとはまた一味違うこの感じ。
悪くないよな~
本当は写真なんかよりずっと綺麗なのに、伝わらなくて歯痒い(笑)

気づけば、また夢の中に・・・。


レトロでかわいい寝台列車 急行はまなす
ざわざわとした車内の雰囲気に起こされ、青森駅に到着。
すでに太陽は昇りきっていて、暖かい。
この水族館・動物園めぐりツアーの滑り出しとして上々かな~

はまなすの車体を見るとじつは犬が!!
何度も乗っているのに今まで全然気が付かなかった~
レトロでかわいい(*^-^*)
しかし、今回は夢のカーペットカーではなく、同じ指定席でも普通の座席。
歳のせいか、膝が痛い・・・。
このダックス(?)のように“のびのび”したかったな~


しか~し、青森駅には楽しみが待っている!
それは、立ち食いそば“八甲田”。
いつものようにきつねそばを注文しようとおもっていたのに・・・。
前のおじさんが天ぷらそばを頼んでいたのが美味しそうで、朝から天ぷらにチャレンジ。
やっぱりヘビーで若干後悔 (^ ^;)
まぁ、美味しかったけどね♪
いつもの楽しみ“八甲田”

2012年4月27日金曜日

いよいよスタート!北東北 水族館・動物園めぐりツアー♪

いよいよ始まりましたGW♪
 毎月東北に通いつつも、ほとんど観光をしたことがない!
せっかく魅力溢れるエリアのはずなのに、もったいない!
そこで、今回は東北にある水族館と動物園を制覇しようと計画を立ててみました (*^-^*)


日本動物園水族館協会に加盟している東北の動物園・水族館の数は全部で8つ。
日本動物園水族館協会 東北の動物園と水族館

「8つくらい行けるだろう。」なんて、高をくくっていた。
しか~し、東北は予想以上にデカい・・・。
しかも、欲張りな私を知っている人なら、数時間で1つの水族館・動物園を見終える訳ないことは分って頂けると思う。
1つにつき、やっぱり1日がかり。
まぁ、毎月東北には行くんだから、今回はゆっくりと、じっくりと1つずつ楽しむことにした。

で、青森、秋田、岩手を制覇することにする!
その数4つ。

青森:浅虫水族館
岩手:盛岡市動物公園
秋田:男鹿水族館GAO大森山動物園

マリンピア松島水族館
宮城県のマリンピア松島水族館はすでに制覇しているので、今回の旅が終われば残すところあと3つとなる。
生きものマニアとしては制覇せずにはいられません(笑)。


しかし、早速多難の予感。
デジカメに記録用のSDカードが入ってない・・・。
まずは、青森に着いたらSDカードを入手しなくては!

それでは、始まり始まり~♪

2012年4月26日木曜日

両腕、シビれる。

震えるほど心が動かされると、なぜか手首の辺りがしびれる。で、つい最近、シビれた。
これはかなり久々の感覚。
切なさと嬉しさ、驚きなどなど入り混じって、シビれた。
いつもは「切なさ」にシビれることが多い。それにやられちゃうんだけど(笑)。
腕が搾り上げられるような感覚で、上手く動かせなくなる。

「時間が解決してくれるから・・・」なんてよく言うけど、本当だった。
私たちの場合は17年かかった。 振り返ってみて驚いた。
こんなにも長い間、忘れずに思っていてくれた。実は私も。
本気で付き合った人は異性でも、同性でも、完全に離れてしまうことはないのだろう。
今回、今は修復できない関係の人がいても、時間が経てば笑って話せる日がくることを教えてくれた彼女にはとても感謝している。

大好きなのに離れてしまった人がほかにもいる。
その人ともいつか、笑って話せる日が来ることを信じてみたい。


<余談>
他にも感動などで体がしびれる人がいないか調べてみた。
いるんだな~、やっぱり(笑)
http://q.hatena.ne.jp/1089903665

2012年4月22日日曜日

Would you like something to Love?

Kangaroo Island
Do you have something to protect? Is it a family, friends , and a girlfriend? Or fame and a position? Everyone ought to have something to protect.

How should we protect important things? Have you thought of a reason why important things can exist? It is vary basic that you are living and your important thing can exist. It's not too much to say that is the reason life exists on the Earth.
It may possibly be a jump of logic...

Why is it necessary to treat the Earth carefully? That is the link to the thing you hold dear.

If the Earth is not healthy, your dear thing is not healthy too. It is very formal if we use words like environmental conservation or environmental problem. But please don't think it's too difficult.

Adelaide
You can do something for your dear. For example, how to use water. If you don't waste water and you are very kind to living things. Clean water is so good for the Earth. Human beings are supported by other life. We need clean foods. That means that we need clean water, air, soil, and so on.

We don't have to completely change our lifestyle. It is easy. When you go shopping, you can refuse to get a plastic bag. Or, if nobody is using a light, you can turn off light, and so on.

Please think a bit about the Earth for your dear thing.


SACE Tasmanian college of English
I wrote this column in Tasmania in April, 2006.
I'm still having same thinking as well.
Never change.
I want all people think a bit about the Earth for their dear things.

2012年4月14日土曜日

今日は一周忌。

これまで、祖父以上に真面目な人に出会ったことがない。誰よりも早起き。人のお世話をすることはあっても、お世話になることは我慢できない人。町内会長を何年もやってたな。本当に真面目で、生きづらくないかといつも思っていた。もっと私たちに頼ってほしかったし、もっと気楽に生きて、いろんなことを楽しんでほしかった。

でも、祖母と一緒にいる時間が好きだったんだと思う。私からしたら信じられない祖母のわがままを、いつもブツブツ言いながら何でも聞いてあげていた。足の爪も切ってあげてたな(笑)。祖母は、「私だってやろうと思えばできるのよ。でも頼んだ方が可愛いでしょ?」。・・・最強(笑)。その女子力を私にも分けてほしい。

野鳥と植物も大事にしていた祖父。家ではセキセイインコを飼い、庭の手入れは欠かさなかった。いろんな種類の植物があって、毎年たくさんの花を咲かせてた。野鳥もたくさん遊びに来ていたな。
コーヒーにはいつもハチミツ。甘いものが大好きだった。アイスを1日1個食べてたな。

とても厳しい人だったけど、2人しかいない孫を大事にしてくれた。
早いもので、今日は祖父の一周忌。

空は快晴。なんとなくだけど、分かるんだよね。この一年、見守ってくれたことに感謝。

2012年4月12日木曜日

被災家財。

2011.5.27

なんだかんだ言いながら、毎月のように東北に通っている。いつもは宮城県・石巻に行くんだけど、時々、気仙沼や南三陸町にも行くし、時間があれば他の地域にも足を延ばすようにしている。
本当にただただ通っているだけで、ほとんど役には立ってないんだけど、通っていると知り合いがどんどん増えるもんで。その人たちに会いたくなっちゃうんだな。
最近は「現地を案内してほしい」、なんて言われることも。被害を受けた現地に足を運ぶことを躊躇する人が多いけど、やっぱり自分のその目で現状を見てほしいなって思う。テレビや新聞など、平面的に見るのと、直接五感で感じるのとでは全然違うから。だから現地入りを後押ししてしまう訳なんだけど・・・。

2011.9.13
 そんな中、“ハッ”とさせられることがあった。それは、いわゆる「ガレキ」のこと。
 東北に通い始めた当初は、生活感の溢れるものが普通に散乱していて、とても「ガレキ」とか、ましてや「廃棄物」なんて言葉で表してはいけないと思っていた。カメラだって向けちゃいけないって。
なのに、“慣れる”という感情は時として悲しいもので、最初に受けたその感覚を忘れちゃったんだな。普通に「ガレキ」って言うようになってた。

その心の変化を気づかせてくれたのが、一番の友人。先月、家族連れで石巻に来てくれた。南三陸町を案内しながら、「ガレキの処理がなかなか進んでなくて・・・」と言った瞬間、「ガレキじゃないよ!生活していた思い出じゃん。ガレキじゃない!」って泣き始めた。それはもう、トンカチで頭を殴られたよな感じだった。なんか泣きそうになったけど、我慢した。友人の肩をさするだけで精一杯だった。
2012.3.23

それで、「なんて呼べばいいんだろう・・・」って考えた。でも、答えが全然見つからなくて。
東北の人に聞いてみた。「ガレキの山を見て、人間は結局“ゴミ”しかつくってこなかったことを思い知った」という。「いかに、物のあり余る生活をしていたか。その事実に愕然とした」と・・・。それも分かる。でも・・・。
そんな時、twitter上で同じように考えている人がいた。その人も呼び方に悩んでいたと。出した答えが“被災家財”。 そう呼んでほしいとつぶやいていた。“被災家財”。なるほど。ちょっとシックリきた。そんな呼び方があってもいいじゃない。

2012年4月8日日曜日

環境、意見の違いを超えた若者たちの国際交流に感動。

内閣府 国際青年育成交流事業 報告書 2011
 昨年7月にお手伝いした内閣府の事業の報告書が送られてきた。いやぁ~、ヨルダンとラオスと北海道(おもに函館市内)の若者たちと楽しかったな♪
 私がお手伝いしたのは函館市および七飯町・大沼で実施された2泊3日の地方プログラム。3か国の若い人たちが“環境”、“教育”、“文化”の3つのコースに分かれてディスカッションするというもの。なぜか、環境ではなく、教育コースのファシリテーターとして呼ばれた(笑)。もちろん会話はほぼ英語。ファシリテーターだって本業ではないし、英語力だって高が知れてる。でも、「依頼してくれたってことは、できるんだろう!」と、楽天的な勝手な思い込みで引き受けた。

 教育コースには15人ほどの若者が参加。教育がテーマのグループに集まった彼らに、何を持ち帰ってもらうか・・・。とりあえず、自己紹介の時に“人生で影響を与えてくれた人”について発表してもらった。教育ってそういうことかと思って。“両親”という答えが多かったな~。

 まずは国ごとのグループをつくってもらい、それぞれの国における教育の仕組みと問題点を発表してもらうことにした。当然だけど、それぞれの国の状況が違い、興味深い発表内容だった。
<参考>
 
 ◆世界の学校を見てみよう!ヨルダン(外務省) 
 ◆世界の学校を見てみよう!ラオス(外務省)

 その後、3か国が均等にまざるように新たに3つのグループに分かれてもらった。何について話すのか。それも自分たちで決めてもらった。ファシリテーターは指導者ではなく、議論を深めるのが役割だからね。
 偶然にも2つのグループが同じテーマになった。「大学で学んだ高度な教育を職業に活かすには」。さすが教育グループといった感じ。残りの1つがまたおもしろい。「日本の学校現場におけるいじめ問題」。ヨルダンからの青年が、日本の教育問題で発表された“いじめ”について興味を持ったことがキッカケだった。
 ちょこちょこと各テーブルを回りながら、「この点、もう少し話を深められないかな?」、「これを具体的に実現するためには何が必要かな?」などと、偉そうにも口出ししたな~(笑)。

 結構ハードなテーマな上、国によって考え方が違うにもかかわらず、それでも何とか意見をまとめあげようと苦悩しながらも楽しんでいた姿が印象的だったな。まとめた内容を全体に向けて発表する彼らを見て、感動すら覚えたな~。一人会場の後ろで彼らを見ながら、「うんうん」なんて頷きながら(笑)。
 彼らには貴重な体験だったはず。もちろん、私にとっても^^ 

◆内閣府青年国際交流事業
http://www.cao.go.jp/koryu/

2012年4月6日金曜日

日本人にだってある “自然への畏敬の念”

アメリカの先住民族の人たちの思い(母なる大地、アメリカ先住民族の思い youtube)。よ~く分かる。私にも同じ感覚があるからね。
多くの日本人の根本にはあるはず。でも、なんとなくだけど、忘れちゃってるのかなって思う。

神社やお寺に行けば、大木が空を覆い、神聖な雰囲気を感じる。
宗教云々ではなく、日本の文化や習慣として神社仏閣の森は存在していた。
落ち着く感覚と同時に、薄暗くて何となく肌寒く、ちょっと怖い感じもする。
その感覚が「自然を破壊すると痛い目に合う」という考えにつながっているような気もする。
“人が侵してはいけない領域”が、自然にはあるというか・・・。

それをいつからコントロールできると思うようになっちゃったのか。
1992年、ブラジルのリオデジャネイロで開催された地球サミット。
世界の要人が集まる会議場で、当時若干12歳だったセヴァン・スズキが語った伝説のスピーチから今年で20年になる。
当時、私はこのスピーチを聞いて、「よく言ってくれた!」って思ったのを覚えている。
でも、大人という立場になった今、スピーチの内容が胸に突き刺さるんだな。
今まで何をしてこられたかって。

今年、同じ場所・リオで「国連 持続可能な開発会議(Rio+20)」が開催される。
経済の右肩上がりの成長を求める事が本当の意味で幸せにつながるのか。
もっと別の価値観があるのではないか?
別に江戸時代に戻ろうなんて言ってないし。
もちろん、生きていくためにお金は大切。でも、最終的に大切なのはお金じゃないよね。

日本人ならではの「自然に対する“畏敬の念”」を大切にしながら、周りの人を大切にしながら、豊かな生活は送れるって!
自然を大切にしながら、経済も回していけるって!
両方を求めたっていいじゃない?
どうしてみんな、両立を求めないのか不思議だわ。
欲がないのかね~

2012年4月4日水曜日

大好きは表現したい。

生き物好きという事実をなんとなく表現してこなかった理由を考えてみた。

 1.変人だと思われたくない。
 2.放浪癖を治したい。
 3.「生きもの好きだから、環境問題に取り組めるんだよ!」って言わせたくない。

1と2は、どうにもならないと諦めた(笑)。
でも、3は言わせたくないし、言ってほしくない。嫌いな人の気持ちは分からないけど、「好きじゃないとできない」という理由にはならないはず。
経験から、人に何かを伝えようと思えば、自分の好きをあまり出すと上手くいかない場合が多かったのは事実。引かれちゃうからね。
伝える、説得するという技術を身に付けるには、まだまだヒトとの接触が必要なんだろうな。

はぁ~、説得する技術がほしい!

2012年4月2日月曜日

よくばればいいのだ。

「欲張ってもいいんじゃない?」って、思う今日この頃。
欲は空よりも宇宙よりも果てしなく、それが多くを作ってきたのかな、なんて。

まぁ、そんなこんなで心に浮かんだ欲まみれの思いを綴っていこうと思う。
良いものは良いし、好きなものは好き。自分勝手な妄想もあるかもしれなけど、それもまたご愛嬌ということで。

数年ぶりの熱に侵されたせいか(!?)、この勢いに乗ってブログを始めちゃいます(笑)