2015年7月24日金曜日

失踪ミツバチ、うちに集まる?

うちの庭には、ミントがたくさんある。不思議なほど毎年毎年、増えていく。
最初はミントの繁殖能力が強いのだろうと思っていた。

花を咲かせる植物は、何らかの方法で受粉を試みている。
すぐに思いつくのは、虫によるもの。ハチとか、チョウチョとかが花の蜜を吸っているイメージ。
風に任せるという、随分と運任せというか、気の長そうな受粉の仕方もある。
さらに、水。水中植物なんかは風の代わりに水がその役割を果たす。
調べてみると、コウモリやカタツムリに花粉を運ばせる植物もいるそう。
なかなか奥が深い。

筑波大学のページにさらに詳しく載っているので、気になる人はどうぞ。
花粉媒介(筑波大学)


夏になると、外へ行きたくなる。
天気が良いのに建物の中で作業するなんてもったいないな、思ってしまう。
季節貧乏性としては、なるべく外へ出て仕事をするようにしている。
鳥の声が聞こえるし風も感じるし、案外場所を変えるだけで、なんちゃって優雅を楽しめる。

目の前にはミントの花畑。やたらミツバチがいる。
ぶんぶんぶんぶんぶん、飛んでいる。花から花へ、、せっせと花粉を集めている。
ブンブンたちは、競争でもしているかのような働きっぷり。
花粉を足に集めて運ぶらしく、どんどんどんどん黄色い玉が大きくなっていく様に目が離せない。

そうか、ミツバチが多いからミントが増えるのか!謎が解けてスッキリ!

いや待てよ。
世間じゃ、ミツバチが「消えた」とか「失踪した」と騒がれ、終いには「地球滅亡」などという物騒な話も聞く。
ハチがいなくなれば、野菜や果物の花粉を運ぶ存在がいなくなるということらしく、「地球上のミツバチが消えれば人間は4年も生きてはいけない」とアインシュタインが言ったとか、言わないとか。
とにかく、結構な大事として捉えられている。

しかし、うちの庭はどうだろうか。今も横でブンブン言いながら足の黄色い玉を大きくしている。
本当にミツバチは消えているのか。
農薬を使わないうちの庭に避難してきているとか?

花を咲かせてくれるミツバチさんたちは大歓迎。どうぞどうぞ、いらっしゃいませ。
全世界のミツバチがうちの庭に来て、うちの庭だけ花が咲き誇るってことが起きたりして!?

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