2012年9月5日水曜日

無知すぎて凹む。

あぁ・・・、もう本当に世間知らず。
こんなひどい事が日本で起きているなんて信じられない。
どこかよその国の出来事のよう。

SLAPP訴訟
国がオスプレイの配備も想定されるヘリパッドの建設反対のために座り込む地元住民(沖縄県高江村)の人たちを「通行妨害」で訴えるなんて。しかも中には子供もいる。

このように、権力を持たない比較弱者に対して企業や政府など、比較優者が恫喝、発言封じ、場合によってはいじめることだけを目的に起こす、加罰的あるいは報復的な訴訟をSLAPP訴訟と呼ぶという。“SLAPP(Strategic Lawsuit Against Public Participation)訴訟”という言葉を初めて聞いた。
欧米では、表現の自由を阻害する行為として、法律で禁止している自治体もあるそう。

ベトナム村
ベトナム戦争の時、対ゲリラ戦のための訓練地として沖縄県高江村に米軍がつくったのが「ベトナム村」。高江村の人たちは、南ベトナム(当時)の住民役をさせられたという事実も。


この2つが絡み合っている。琉球朝日放送が制作した「標的の村~国に訴えられた沖縄・高江の住民たち」。理不尽過ぎて、言葉がない。こんな理不尽なことがまかり通る国に住んでいることに恐怖すら覚える。
 ※Youtubeでも見られる。 → http://youtu.be/_Y9jp6XovV0

この特集の中では、オスプレイが低空飛行するために、その風圧で森がダメになるとも指摘している。
ハワイでは、環境への影響を考え、オスプレイの訓練を中止した。
 ※毎日新聞:<オスプレイ>ハワイの訓練を中止 環境への影響を考慮

沖縄のやんばるの森は貴重な動植物が生息している。オスプレイが配備されれば、環境への負荷は大きいと言わざるを得ない。そこには人も住んでいる。

こんなことが起こっていたのに、全然知らなかった自分の無知さ加減に凹む。
かなり重要なことだと思うけど、全国区ではほとんど報道されない。
「ベトナム村」のような歴史だって教えない。

やたらと勘ぐってしまうのはわたしだけなのかしら?

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